ミネラルウォーターとは
ミネラルウォーターとはきれいな自然の水、の中でも特に、原水が地下水の水を指します。ミネラルウォーターだけでなく、日本に出回っている飲食品についての規定は農林水産省が管理していて、ミネラルウォーターの中でも添加物(塩など)が含まれていない水はナチュラルミネラルウォーターと明記するよう義務付けられています。
「ミネラル」ウォーター、という名前からミネラル分が多く含まれた水と思われることもありますが、むしろミネラルウォーターは、水に含まれる栄養が多すぎて、水をおいしく飲めない人達のために売り出されました。
「ロンドンの水はまずい」と聞いたことがあるかもしれません。イギリスの首都ロンドンをはじめヨーロッパ諸国の硬水にはマグネシウム分、カルシウム分などが大量に含まれています。硬水だからこそ体にいい、と今でこそ言われていますが、それでも実際、なかなか大量には飲めないですよね。(フランスは水代わりにワインを飲む、という話もその辺からきています。蒸留水を飲むよりはワインのほうがいい、というわけ)
すさまじい土壌汚染と水質汚染で、河川の豊富な国土に恵まれた日本にも今は、ミネラルウォーターが出回っています。(もとは健康ブームで広まりました)
その土地の飲み水が危険で飲めないのはさみしいものですがそれもまた現実。
水質や土壌の問題を考えつつ、おいしいミネラルウォーターを飲んで、体を快適に、健康に保ちましょう。
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